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精神腫瘍科テレビ症例検討会

精神腫瘍科テレビ症例検討会の予定をお知らせします。
第3週を除く各木曜日19時〜20時
11月24日
12月1日、8日、22日
1月5日、12日、26日
2月2日、9日、23日
です。

多地点合同メディカル・カンファレンス【2011−第24回】


多地点合同メディカル・カンファレンス
【2011−第24回】

日 時:2011年11月24日(木)16:30〜18:00
場 所:東館2階TVカンファレンス室
テーマ:分子標的薬、新規定位放射線治療時代における
転移性脳腫瘍の外科治療の役割

           (新潟県立がんセンター新潟病院発信)
司会 新潟県立がんセンター新潟病院 脳神経外科 高橋英明
分子標的薬や新規定位放射線治療の開発が目覚ましい昨今、転移性脳腫瘍の外科治療の役割も変わりつつある。転移性脳腫瘍の治療選択が変わってきていること、定位放射線治療後の摘出術例が増加してきていること、嚢胞性腫瘍に対して縮小させる嚢胞液吸引術ないしオンマイヤーリザーバー設置などを話題に討論したい。

1. 転移性脳腫瘍における外科治療の適応について
新潟県立がんセンター新潟病院 脳神経外科 高橋英明
転移性脳腫瘍における外科治療の適応について検討する。これまで4年間で外科治療となった61例のうち嚢胞性17例、充実性44例のうち12例であった。部位では小脳が20例が手術適応となった。手術の目的では脳圧コントロールのためは8例、治療後の再発もしくは放射線壊死のためが13例あった。局所麻酔下に嚢胞性病変縮小目的にオンマイヤー設置術が4例あった。摘出術そのものの適応は少なくなり、今日では、小脳や左側頭葉などの機能エリアが多くなり、定位放射線治療後の放射線壊死や浮腫の増悪による適応例が散見されることが特徴と思われた。

2. 転移性脳腫瘍の放射線治療後再発に対するサルベージ手術
静岡県立静岡がんセンター 脳神経外科 三矢幸一
 脳転移の放射線治療後再発病変は、辺縁不整で腫瘍、壊死の混在が多く、術後全脳照射が困難なことから、髄膜播種や局所の再々発を避けるために周囲に安全域をつけた摘出が望ましい。当院のサルベージ手術の成績を検討した。2003年10月から 2011年3月の間、15名、計19件。男9、女6。年齢中央値60歳。肺がん10、乳がん3、黒色腫1、子宮頸がん1名。10名が術前神経学的症状を呈し、1例一時的な悪化、1例不変、他は回復。術後の局所コントロール6ヵ月78.5%、1年64%。術後生存期間中央値12ヵ月(1−31)。放射線治療後の再発病変に対するサルベージ手術は、患者のQOL改善と延命をはかる手段として有効と考える。

3. 転移性脳腫瘍に対する外科的治療
近畿大学医学部附属病院 脳神経外科 奥田武司
 転移性脳腫瘍に対する治療は、放射線治療を主とした多種の治療手段を組み合わせることによって、QOL向上、生存期間延長を目指す。この多角的治療戦略の中で、外科的治療は最も侵襲度の高い治療であるが、その有用性に関しては他治療では代償出来ないものである。我々は転移性脳腫瘍に対する外科的治療の更なる安全性、確実性向上を目指して積極的に取り組んでおり、この手術成績について、独自の手術工夫も含めて報告する。

医局セミナー

【我が国における早期開発試験の現状と今後の展望】
(独)国立がん研究センター東病院 臨床開発センター長
大津敦先生
11月1日 18時 南館講義室

大津敦先生をお呼びして、セミナーを行います。大津先生は日本での治験のインフラ整備や、抗がん剤の早期開発に取り組んでおられる第一人者です。また、その流れで国立がん研究センター東病院に、研究室と臨床試験を協調して行う部署として臨床開発センターを作られ、運営されています。
 当院が、研究部門でも生き残るためにも、大津先生が日本の抗がん剤早期開発に対してどのようなビジョンをお持ちか伺えるまたとない機会かと思います。
 皆様、ふるってご参加願います。

医局学術担当 眞鍋淳
化学療法委員会共催 山口研成

臨床腫瘍研究所セミナー

11月7日(月)11時からシカゴIIT研究所長Dr. McCormickのセミナーを開催します。前立腺のがん予防について最先端のデータをお話し頂きます。ご興味のある方はご出席下さい。

演 題: Identification and Experimental Validation of Molecular Targets for Prostate Cancer Chemoprevention

講演者: David L. McCormick 先生
     Director, IIT Research Institute
                   
日 時:  平成23年11月7日(月)
      11:00〜12:00

場 所: 埼玉県立がんセンター臨床腫瘍研究所
      1F カンファレンスルーム

要 旨: Patterns of differential gene expression in normal and neoplastic prostatic tissues may provide critical insights into the molecular mechanisms of prostate carcinogenesis, and can be used to identify rational, mechanism-based targets for prostate cancer prevention. We have used a rat prostate carcinogenesis model to identify genes that are dysregulated in prostate cancers, and to evaluate the chemopreventive activity of agents that modulate those genes or associated pathways. Microarray analysis of prostate cancers and phenotypically normal prostates collected from Wistar-Unilever rats treated with N-methyl-N-nitrosourea + testosterone identified 890 differentially expressed genes (fold change > 1.5, p < 0.001); canonical pathway analysis identified integrin signaling as the pathway most often altered. Among other genes, the differential expression of retinoid receptors and serine proteases in prostate cancers suggests their possible utility as targets for chemoprevention in this site. In vivo prostate cancer chemoprevention studies have been performed with a variety of pharmacologic agents and natural products to evaluate these and other hypotheses, with the goal of identifying non-toxic agents that have the greatest potential to prevent prostate cancer in humans.  
   イリノイテクノロジー研究所所長であるマコーミック先生は、高松宮妃国際シンポジウムに出席のため来日されます。この機会に前立腺がんの予防について最新のデータをご紹介いただきます。

多地点合同メディカル・カンファレンス[2011-第17回]


多地点合同メディカル・カンファレンス
[2011-第17回]

日 時:2011年9月8日(木)16:30〜18:00
場 所:特別会議室 管理棟1階
テーマ:臨床試験実施体制の現状と問題点

(千葉県がんセンター発信)
司会 千葉県がんセンター 臨床試験推進部 廣中秀一
治療開発のために臨床試験は必要である。保険承認を目的とした治験は、近年はグローバル化し、世界同時承認を目指す時代になった。また企業主導のみならず医師主導治験も積極的に行われている。さらに本邦では多数の臨床試験グループが設立され、多くの臨床試験が行われている。今回は、各施設の臨床試験実施体制の現状と問題点を明らかにし、今後、さらに臨床試験を推進させるために何をすべきかを議論したい。

1. 臨床試験支援室による支援体制について
国立がん研究センター東病院 臨床開発センター 臨床試験支援室 佐藤暁洋
国立がん研究センター東病院臨床試験支援室は平成20年度より、臨床研究専門のCRC部門、臨床研究データセンター、メディカルライティング、臨床研究コーディネート、薬事コンサルテーション、生物統計の各機能の整備を行い、単施設〜数施設の医療機器・医薬品のFirst in Man試験を中心に支援している。平成23年度より早期・探索的臨床試験拠点にも選定され、今後はモニタリング・監査部門などを強化し未承認薬を用いた医師主導治験なども可能な体制を目指している。

2. 千葉県がんセンターにおける臨床試験実施体制
千葉県がんセンター 臨床試験推進部 廣中秀一
当センターは昭和47年開院の千葉市内にある341床の都道府県がん診療連携拠点病院である。平成22年より臨床試験推進部が設置され、臨床試験の支援を行っている。現在、企業主導治験のCRC、事務ともにSMOからの派遣であるが、治験件数は毎年右肩上がりに増加中である。平成22年より医師主導治験や臨床試験もSMOからの派遣CRCが支援している。今後増加する治験・臨床試験に対してさらなる体制整備が急務である。

3. 臨床試験を実施する上での環境整備について
四国がんセンター 治験・臨床試験管理室 治験主任 寺山恵子
臨床試験全般を支援する目的で平成20年7月に組織改変を行い、「治験管理室」から「治験・臨床試験管理室」に組織名称を変更した。薬剤師、看護師、臨床検査技師および事務局員の役割分担を明確化するために、事務局業務とCRC業務に分けた。さらにCRC業務を創薬(治験等)と育薬(自主研究・EBM研究・市販後調査など)とに業務分断し組織改変を行ったことで専門性を高め、より質の高いマネジメント・サポートが可能となったので報告する。

4. 愛知県がんセンター中央病院における治験実施体制の現状と課題
愛知県がんセンター中央病院 受託研究事務局 技師 藤井佳代
当院には、企業治験や医師主導治験を担当する受託研究事務局とJCOG、WJOGなど医師主導研究を担当する臨床試験室がある。受託研究事務局は、CRC(非常勤)11名、事務担当(常勤薬剤師)3名で構成され、ここ数年間の治験数増加は著しく、昨年度は158件にのぼった。件数の増加に対してCRCを組織的にサポートする体制が十分確立されていない現状があり、人員確保と雇用体制、職場環境の整備を進めるとともに、CRCの人材育成にも力を入れていく必要がある。
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